会話が苦手、何か言われそうで怖い、でも他人と関わっていたい。そんな方々の気持ち痛いほどわかります。そんな方々にこそ読んでほしい本を3つ、要約も含めて紹介させていただきますので是非ご覧ください!
1.嫌われる勇気 2.人は聞き方が9割 3.本当のお金の使い方 4.言語化大全 5.ソバニイルヨ 6.最後に1.嫌われる勇気

1つ目は「嫌われる勇気』!
これは今や一度は聞いたことのある名作ですね。物語はアドラー心理学を『青年』と『哲人』の対話形式で書いたものになります。自身に強いコンプレックスを抱く少年。彼は劣等感故に周囲の視線を気にして生きていました。そんな時に町のとある倫理学者である哲人が『人は誰でもこの瞬間から幸せになれる』と語りました。そんなはずはない!そう意気込み、持論を抱え哲人と議論をする青年が話をする度、幸せに近づく様子が描かれています。
「なぜこの本が会話に役立つのか?」そう思った方もいると思います。この本では度々「人間関係」という言葉が使われます。すべての悩みは人間関係であるというアドラー心理学の考え方を説明するためです。突拍子もない理論ですよねw
全員が理解できるとは限りませんが、なぜ我々は悩むのか、幸せとは何か。これらを1冊で学べる書物です。これを理解できた時、周囲との接し方、幸せに生きるためには今の自分を変えようと思える1冊です。是非、ご覧ください
2.人は聞き方が9割

2つ目は「人は聞き方が9割」。著者である永松 茂久さんの経験をもとに書かれた自己啓発本です。もう一つの著物「人は話し方が9割」も有名ですね。どちらもベストセラー作品です。
多くの方が「どっちが大切なの?」というツッコミを心の中でされたかもしれませんw
しかし、どちらにも「聞く力」を重要視することが書かれています。それは人が会話で相手をよろかばせることができる力「共感力」を磨くことができるからです。「安心して話せる」「話をちゃんと聞いてくれている」こういった心情に相手がなれば会話も自然とできることができます。
この本では実際の経験をもとに、どうすれば相手を不快にさせず会話を続けることができるのか、相手が楽しく話せるように自分には何ができるのか。こういったことを1冊で学べる会話の教科書となっています。「人は話し方が9割」と合わせて読んでみてください!
3.本当のお金の使い方

3つ目は「本当のお金の使い方」です!
「ちょっと待て!会話が上手くなりたいんだ。」「今はお金なんていいんだ!」と思われた方…その通りです。会話をしたいのにお金は関係ありません。ですが!!
この本ではお金の使い方を通して人間形成をする方法を説いています。先ほどの2冊もそうでしたが「このワードを言えばモテる」「この感じで話せばいい」といった持論ではなく、あくまで楽しく会話ができるようなマインドを持つことを目的としてしています。言葉は心がけ一つで自然と出てきます。詐欺師のように言葉一つで騙せる方はこのような本は会話の本なんてそもそも探しません。嘘をつけば自分の想い通りになるのですから。
この本では自分の心を満たす、相手の心を満たす、自分を成長させるようなお金の使い方を書かれています。お金を増やす方法も書いていますが、それ以上に人間として成長しようと思えるような1冊なので是非!読んでみてください。
4.言語化大全

4つ目は「言語化大全」です。こちらはふと本屋で目についたので購入してみました。
この書物の興味深いところは単純な『語彙力』ではなくそれ以前の『具体化力』について書かれています。人は語彙力がある人が話が上手い、面白いと感じますが、実はそうでなく『物事を具体的に伝える』ことで会話が捗り、仕事にも好影響を及ぼすのだとこの本では書かれています。
さらに、この本では最近話題のChat GPTでのトレーニング方法なども掲載しており、対話型AIを自身のスキルアップのツールにできる方法もまなべます。仕事上での会話や資料文作成が苦手という方は一度手に取って読んでみてください。
5.ソバニイルヨ

最後は「ソバニイルヨ」です。こちらは物語になっています。お恥ずかしながら。私も最初はこの書物を知らず職場の上司の勧めで読ませていただきました。
この本は、主人公で中学生の隼人と父が自作したUGが一夏で絆を深める物語です。隼人は何に対ても適当な正確で、将来はサッカー選手にでもなろうかなと考えている中学生です。そんな隼人の姿を見た父が自身の研究分野であるロボット工学の知識を活かしAIロボットUGを作製します。
見た目はオンボロロボットなUGに戸惑う隼人ですが、宿題を丁寧にすることの大切さや、友人関係の大切さ、そして『哀』を最大のテーマに一夏をUGと過ごすことで自身の考え方や価値観が変わっていきます。
この本には人付き合いだけでなく、失うことの悲しみ、愛情といった人間にある感情を論理的に学べる一冊になっています。ぜひ一度読んでみてください!!
6.最後に
いかがでしたでしょうか?中には聞いたことのある作品や読んだことのある作品もあると思いますが、そういった方でも視点を変えてもう一度読んでみるなどを試してみてください。最後までこのブログを読んでいただきありがとうございました。
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