3大必要資金(教育資金、住宅取得資金、老後資金)に関して保険やローンはどのような物があるのかこの記事では解説してます。是非参考にしてください。
教育資金プランニング

子供一人が大学まで全て国公立の場合、約1000万円、私立の場合は1500万円以上が必要になる場合があります。この費用を準備するために次のような物があります。
①子供保険(学資保険)
子供保険(学資保険)は、一般の生命保険会社や損害保険会社から販売されています。本来、子供保険と学資保険は異なりますが、近年では様々な特約をつけて販売する会社が増えているので子供保険と学資保険の線引きが曖昧となっています。
この保険の優れているポイントは以下のとおりです
・貯蓄機能(保険料を支払えば、満期時に満期保険料を受け取れ、入学時などには祝金を受け取れる)
・保障機能(親が死亡した場合、以後の保険料の支払いが免除される。支払免除後も満期になれば満期保険料を受け取ることができる。)
学資保険では、月々1万円程度から始められるものも多いです。保障内容等は各保険会社によってことなため相見積もりを取って決めましょう。
②教育ローン
公的ローンと民間ローンに分かれていて、公的ローンの主なものとして教育一般貸付など国が行う貸付制度があります。
特徴としては…
融資(貸付)の限度額:学生一人につき350万円
金利:固定金利(金利の変動がない方式)で、2025年1月6日時点では年2.85%です。ただし、特定の条件を満たす場合は、年2.25%になります
返済期限:最長18年
融資元(貸付者):日本政策金融公庫
※年収制限(世帯での)がある。
※入学金、授業料以外の定期代やパソコン購入費にも使える。
といった特徴があります。
③奨学金制度
代表的なものとして、日本学生支援機構が行うものがあり、その内容も貸与型と給付型に分かれます。
1.貸与型
この型の奨学金には第一種と第二種があり、
第一種は無利息(返済額に利息がつかない)もので、親の収入状況によっては申請ができない。
第二種は有利息(返済額に利息がつく)もので、本人の学力、家計の収入状況などの審査が易しめ。
といった特徴があります。
2.給付型
2020年4月から行われている高等教育の修学支援新制度のことで、特徴としては…
対象:大学、短期大学、高等専門学校、専門学校
支援内容
①授業料と入学金の減額又は免除→各学校側で調整します。
②給付型奨学金の支給→日本学生支援機構が行い、学校等の種類、自宅生か否かで金額が変わる。
※世帯収入や資産などの条件を満たしており、進学先での勉強意欲のある学生を対象としています。
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